ラップ4部作(?)の三曲目にあたる曲ですが、コレを作ることによってグレンラガンの音楽に「ラップ」という筋をより確実に通すきっかけが出来ました。
この筋を通すために用いる要素というものは、別にラップでなくても良いのだけど、(普通だったら、「メロディーで」とか、「何か楽器の音で」という感じで表す)リリックは対象が曖昧な音楽(もしくは音)に比べ、意味が意味としてより目に見える形で現れます。よって見せ方(アレンジ)を、色々手を変え、品を変えと展開していくと、筋だけは損なわず意味づけだけが、よりはっきり変わったように聴こえるという事において、非常に有効なマテリアルだと思いました。
同じ言葉でも「いつ」「誰が」「どんな状況で言ったか」ということで全く違った意味に捉えられるという事と一緒ですね。 | |